毎日丁寧に歯磨きしていても口臭が気になることはありませんか?
家族はもちろん友人や職場でも指摘されていると、自分でも気づかぬ内に周囲に迷惑を掛けてしまいます。
実は口臭の原因はいくつかそんざいしていて、原因に対する正しいケアをする事で改善されるのです。

口臭の原因となるのは?

口臭の原因としてまず最初に考えられるのが虫歯から発生する悪臭になります。
健康な歯が虫歯になってしまうと、放っておけば神経が腐っていき歯茎が腫れてしまったりそこから膿が出て来てしまいます。
また、歯の治療などで銀歯などの被せものや詰め物が時間と共に劣化して悪臭を放つ場合もあります。
他にも歯周病歯槽膿漏といったお口トラブルでも同様に口臭の原因にもなります。

もう一つは早朝や空腹時に起こりやすい場合は生理的口臭の可能性があります。
特に朝起きた時や緊張している時に口の中の唾液量が減ると、細菌が増殖していつも以上に口臭を感じてしまいます。
これは舌に残った食べカスが表面に付着し、そこから細菌が繁殖されて臭いに繋がります。
また、ホルモンバランスが崩れている間やストレスなどからも起こりやすい口臭の原因でもあります。

口臭は自分の口の中ではなく、外的要因でも発生する場合もあります。
にんにくや納豆類などの匂いが強い食べ物や、アルコール、タバコの摂取でも悪臭に繋がります。
特にニコチンは唾液の量を減らしてしまい、タールは歯や舌に付いてしまうとそこから臭いが発生してしまいます。

原因を知った上での改善方法

虫歯は歯周病などのお口トラブルが原因の場合は、専門の歯科医に一度診てもらうことをおすすめします。
口臭を感じている段階では歯磨きをするだけでは解決出来ない場合が多く、歯石除去や詰め物等の交換が必要です。
さらに虫歯が見つかった場合は治療しなければ根本的な解決にはなりません。
治療を終えたあとは歯周ポケットを意識しながら丁寧な歯磨きを忘れないようにしましょう。

生理的口臭が原因だった場合は生活を改善するだけで口臭が緩和されます。
唾液の減少が主な原因になりますので、水分摂取やガムや飴で唾液を増やしていきましょう。
さらに舌や口の運動によっても唾液量を増やすことも可能で、口の中の唾液量が多い時間が長いほど細菌の増殖を防ぐことが出来ます。
また、ホルモンバランスが崩れると胃腸の働きや便秘に繋がるので、ストレスを溜めずに消化の良いものを摂取しましょう。

外的要因で口臭が気になる方は、摂取する時間帯や摂取量、調理方法などにも気を付けましょう。
朝食に臭いの強い食べ物を摂取すると、唾液の少ない時間帯なので余計に悪臭に感じてしまいます。
にんにくは臭いの強い食材の一つですが、細かく刻むほど臭いが強くなるので調理の際は大きめにカットしておくと予防出来ます。
アルコールやタバコは摂取量を減らすことで改善出来ますが、染み付いてしまったヤニはホワイトニングなどで除去する事も出来ます。

歯磨きと舌磨きでも口臭予防が出来る

歯や舌には雑菌などが付きやすく、口の中を清潔にしておかなければなりません。
歯を磨くときは歯ブラシで1本ずつ丁寧に磨いていき、周りの歯茎にもブラシを当てて歯周ポケットもブラッシングしましょう。
強く磨きするとかえって歯や歯茎が傷付いてしまうので、なるべく優しく磨いていくと良いでしょう。

さらに舌を磨くことで細菌の増殖を防ぐことも出来ます。
舌を磨くときは専用の舌ブラシか綿棒で磨くようにしましょう。
舌を磨くときは必ず奥から手前に向けてブラシを動かし、歯磨きのように擦らず同じ動作を繰り返しましょう。

綿棒を使う場合は、水で先端を濡らしたあと舌ブラシと同じように磨いていきます。
鏡を見ながら行い、過剰な舌磨きをしないよう汚れがブラシに付かなくなったところで止めましょう。

気になる方は最初にセルフチェックを

口臭は自分でも気づかない内にどんどん悪化してしまいます。
周りに影響を及ぼすどころか、大きな病気に繋がりかねない重要な問題です。
気になる方は一度セルフチェックで自分の口臭をチェックしてみてください。
早めに気づいておく事で短期間での口臭改善にも繋がります。

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